企業内部で課題解決にかかわれる魅力

前職などの経験をとおして、働きやすい環境づくりについて興味をもっていました。

社労士、人事コンサルという仕事を通して、経営者と直接的に社内の労務問題の解決に当たれることに魅力を感じました。HALZが掲げる外部人事部という発想や、常駐サポートという手法によって、当事者として関わらせていただくことができ、自分ごととして責任を持って業務に当たれると感じます。

「ありがとう」という報酬

制度設計のご相談を受ける中で、社員の報酬や処遇の決定に明確なルールが定まっていないため、社員がどうすれば報酬が上がるのか、評価されるのかわからず不安で退社してしまう、というお話があります。

以前に担当した元気の良いベンチャーの営業会社様のケースも同じで、処遇の決定ルールが不明確な点に社員が不満を持ち始めたということから制度設計に着手しました。

結果として、やはりベンチャーで営業会社ということから、安心安全要素よりもやればやっただけ報酬にも反映される、という要素が強い仕組みを構築することになりました。社員説明会に同行させていただいたとき、社員からは不安の声が上る可能性もありましたが、その時社員の方からかけて頂いた言葉は、「厳しい仕組みかもしれないけど明確になったことでどう頑張れば良いかははっきりしたので良かったです、ありがとうございました」という言葉でした。このときには連日の徹夜作業による疲れも吹き飛びました。

組織風土の変革に合わせた専門知識の強化

定期的な人事考課はパフォーマンスの向上に効果的ではないのではないか、という議論が昨今行われています（ノーレイティング）。働き方改革が推進される中で日本がこれまで美徳としてきた働き方などにも変化が出てきています。そのような流れの中で新時代にあった、より未来をみすえた人事制度の仕組みをいかにご提案できるかが求められますので、企業様の組織風土の変革に合わせた専門知識の強化、情報の取り込みが重要になってくると思っています。